【単独忍び猟】
罠猟で鹿が獲れていないので3月10日最終週、散弾銃による鹿狙いの単独忍び猟に出かけます。
以前から忍び猟に向いてそうな山で、鹿を目撃追跡した場所へ向かいます。
(鹿の寝屋らしい場所の周辺に向かいます)
【単独忍び猟装備】
・使用散弾銃:レミントンM1187
/スラッグ弾
/ドットサイト:BED-40
・鹿笛
今回は谷の尾根筋から谷筋を覗き込むルートを考えていたので軽装で出猟しました。
【単独忍び猟】
まず谷の入口から尾根をゆっくりのぼりながら鹿の気配を探ります
「ピー・ピー」そして離れて行くのが解りました
【A】地点へ到着してしばらく様子を見ますが鹿の気配が無いのでさらに次の尾根の【B】地点到着へ向かいます。
【B】地点到着からは谷下方及び向かいの尾根への視界が悪いので尾根を少し下り【C】地点到着まで下りてみました下方の谷筋が開けて視界も良く先日鹿が上って行くのを確認できた谷の支渓が見える位置で待機します。
天気の良かったので休憩しながら射撃位置の確認と委託出来そうな場所を確認していると向かいの尾根の杉林から「ピャー」「ピー」と鹿の鳴き声がしました
明らかに100m以内の距離ですが姿は森の中で見えません
こちらも鹿笛を使い「ピー」と鳴らすと「ビャー」と答えます。
鹿が出てくる可能性が高い方へ向かい伏せ撃ちの射撃姿勢で待ちます。
「距離計無い・・・双眼鏡も・・・」
今回軽装で出猟した為、距離計を持って無い状況・・
しばらくすると鹿が出現!!
メス鹿が杉林からゆっくり歩いて来ました
「距離計無い・・50m以上か・・・」
ドットサイトにとらえて銃も委託状態でがっちり安定している
「発射するしかない!」
バーン!!スラッグ弾発射!!
「あれれ・・・倒れない・・・当たった感じもない」
バーン・バーン
当然の事ですが1発目で当たらないのに2・3発目はまず当たりません。
逃がしました・・・情けない結果です。
【なぜ外れたのか?】
尾根から打ち下ろしで発射時も委託姿勢で射撃に問題は無かったが・・・思い当たる事が。
・使用散弾銃:レミントンM1187に模擬弾が詰まり一度ドットサイトを外してからゼロインしていない
・距離計が無く意外と距離が離れていたかもしれない
・鹿が杉林から出てきて直ぐに、慌てて発射してしまい、もっと距離を詰められたかもしれない
考えられる要因は多々有るが大物【単独忍び猟】で発砲したのは今回初めてなので残念な結果で有るが
来季の糧として今期の猟を終了としました。