鹿の毛皮でミョウバン鞣し
猟期中に罠にかかった鹿毛皮は猟期終了後に処理をしようと思い冷凍保存していました猟期が終わったので毛皮処理を開始します。
【鹿毛皮下処理】
鹿皮は冷凍保存していたので解凍して毛皮内側の肉をきれいに落としますが、この作業の為に導入した高圧洗浄器ですが音がうるさくITUKOの実家周辺では使用できそうも有りません。
しかしマンションで使用することも出来ないのでインバータガソリン発電機を購入して河原か山で作業するのは?
高圧洗浄器の定格出力が1400Wなので起動電力は最低2000W以上必要ですが起動しないかも?
2500W位が安全かな?
その位のスペックだと価格は最低7万以上する
現実的では無いが高圧洗浄器は使いたい・・・
どうすれば良いのか・・・
コテージを借りて、その場で高圧洗浄器を使用する!!
ITUKOの発案を選択しました。
(高圧洗浄機で肉を吹き飛ばした状態↓)
1泊すれば終わると思っていましたが全然終わりません
高圧洗浄器4時間かなり雑な作業状態で鹿2頭分・・・
もう一泊必要です。
別な古民家小屋借りて6時間程高圧洗浄器で下処理してITUKOもナイフで仕上げ処理をして粗々で鹿皮5頭分なんとか終わらせました。
家に戻ってから2人でナイフ仕上に2日程かかりました・・発電機を購入した方が良かったかもしれません。
【鞣し液みょうばん漬】
何とか鹿皮毛皮内側の肉をきれいに落としたのでミョウバン鞣し液に漬けこみます。
今回鹿皮5頭分を同時に漬けるので衣類ケースに5リットルの鞣し液を作り鹿皮を沈めました
一週間程漬け込んで確認しましたが若干鞣し液の浸透が弱い感じがでしたが良しとします。
【鞣し張り乾燥】
軽く水洗いして陰干しします。2日後に毛の表面が乾いてきたので板に張り付けます。
貼り付け用の板は構造用合板(90cm×180㎝)を使用しました
腕・足を残すと小鹿でもはみ出します成獣だと(90cm×180㎝)を2枚でも足りず角材と組み合わせて大型の貼り付け板が必要になりました。
貼り付け板にはタッカーで直打ちしましたが鹿毛皮は厚みが有るので釘や紐を使用した干し方が乾きが早いと思います。
*半乾き状態なったら、この時点で、ひまし油・菜種油などを塗り込み可脂する方法一般的な方法です。
【仕上げ処理】
乾いたら内側を布ヤスリで残った肉片を削ぎ落します
毛皮をブラッシングして内側にオイルをしみ込ませて完成です。
*当サイトに掲載している情報が最良とは思いませんので参考程度にしてください。
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